栄養コラム

子どもに教えたい、栄養素の小ばなし

 

 

みなさん、管理栄養士ってどんな仕事をしているか知っていますか?

「栄養素に詳しい」「給食のおばちゃん」「病院にいる」

こんなところでしょうか。

“具体的に何と言われるとわからない”そんな風に思うのが一般的な意見ですね。

 

正直…「悔しいです!」ギャグが古すぎましたね。笑

 

私含め、管理栄養士って実は、みなさんが知らないお得な情報もたくさん知っているんですよ!

今回は、私たちがどんなことを勉強していて、どんなお得情報を抱えているのか!をご紹介したいと思います(*^^*)

 

1、こんなこともやっています

私は今、“管理栄養士国家試験の模試のモニター”をやっています。

模試モニターとは、受験生のためにより良い模試を創り上げるという目的で、公開する前に問題を解き、修正点をあげていくんです。

ちなみになぜモニターをしているのかと言うと…

 

落ちこぼれ栄養士だった私が管理栄養士の資格がとれたのは、ファンスタディ管理栄養士講座のおかげでした。(落ちこぼれ時代の記事はこちら

この通信講座は大げさでもなんでもなく、合格+人生を前向きに変えてくれるというおまけつきで有名なのです。

その代表、長井彩子先生は私が尊敬する方のお一人です。

1479902903634

私の隣が、長井彩子先生。山口県まで会いに行ってきたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お世話になった先生への恩返しもありますが、やはりこうして皆様に情報をお届けするためにも、日々勉強しているのです。

この内容が私たちの情報発信のベースになります。

 

でも、世の中にはそれとは異なった健康情報がたーくさんあります。それを「違いますよ!」と正しく教えるのも管理栄養士の役目なんですね。

 

2、勉強内容を特別に公開しちゃいます

この模試モニター、どんな問題を解いているのかと言うと

 

「精白米のアミノ酸価は、65程度である。○か×か」

…なんのこっちゃ、ですよね。

 

これ答えは○なのですが、実はこの問題の意味を考えていくと、日本人の生活の知恵が隠されていることに気が付くんですよ!

分かりやすくご説明しますね。

 

3、たんぱく質の成績表

まずアミノ酸という単語は良く聞いたことがあると思いますが、これはたんぱく質が分解されたものです。

アミノ酸がまゆゆやゆきりんで、たんぱく質がAKB48というようなイメージです。アミノ酸が集まって、たんぱく質が作られるんですね。

 

このアミノ酸ですが、体の中で作れるものと作れないものがあります。

では、体の中で作れないアミノ酸はどうしたらいいのでしょう?答えは食事から摂ることです。

 

体の中で作ることができないので、必ず食事から摂らなければいけないアミノ酸のことを必須アミノ酸と言います。

口から入れなきゃ足りなくなってしまうんですから、そりゃあ必須!なんて文字もつけちゃいますよね。

 

これは9種類あるのですが、この9種類の必須アミノ酸が、バランス良く含まれているとその食材は“良質たんぱく質”なんていう称号をもらえるんですね。

では、食材のアミノ酸バランスがいいか悪いかをどうやって判断するのか?

それを判断するものが問題で出てきた「アミノ酸価(アミノ酸スコア)」というのです。たんぱく質の成績表みたいなものですね。

 

私たちの成績表と同じように、たんぱく質の成績表、つまりアミノ酸価(アミノ酸スコア)が高いほど良質なたんぱく質なのですが、先ほどの問題の精白米65ってどう思いますか?

私の学生の頃のテストの平均点くらい!(笑)

 

ではなくて、実は卵・肉・魚などの動物性たんぱく質はアミノ酸価(アミノ酸スコア)は100なのです。

つまり、必須アミノ酸がバランス良く含まれています。100点の成績表なので、動物性たんぱく質は良質たんぱく質という称号をもらえているわけですね。

 

ということなので精白米の65はあまりいい点数ではなさそうですよね…。

しかし、このお米のたんぱく質も100点に近づけちゃう裏ワザがあるんですよ!!

それは、1番足りていないアミノ酸が入っている食材を、一緒に食べればいいのです。

 

どういうことかと言うと、お米に一番足りていないアミノ酸が多く含まれる食材は大豆です。身近な大豆製品といえば、味噌ですよね。

つまりお米+味噌汁を一緒に食べることで、お米のたんぱく質もいい点数をもらえることになるんですね!素晴らしい。

 

292372f757636cf33069762c30945ed3_s

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4、みんな違ってみんないい

食べ物も人と同じように、助け合い精神です。

普段何気なく食べているお米+味噌汁も、実は栄養価から見ても最高の相性だったんですね。こういうことがわかると、昔の人の知恵は本当にすごいなーって思いますよね。

こんな風に、食材を組み合わせることでマイナスがプラスになるのです。

逆に、先ほどの良質たんぱく質グループも、それだけを取り続けていれば体にとってマイナスな影響になります。

 

だから、いい食べ物も悪い食べ物もないのですよ。バランスよくの意味、なんとなくわかりましたかね?

こんな風に「○○を補うには○○+○○を一緒に摂るといいです!」と、食材の組み合わせを伝える力があるのは、管理栄養士の強みですね。

 

5、まとめ

私たち管理栄養士だからこそ発信できる栄養素の知恵。

それを、子どもの頃から知っていれば、私も無理なダイエットに走って苦しい思いをしなくて済んだのかなーと思うのです。

今は小学生の頃からダイエットをする時代になっているようです。

 

成長期のダイエット、それは後々人生を苦しめる原因にもなりかねません。私も中学生の頃からの食べない自己流ダイエットで、低体温で代謝が悪いなどおまけがたくさんついてきました。

 

子どもを守るために、あなたの子どもにもたくさん栄養素の小ばなしをしてほしいと思います。

こういうことをたくさん知っていれば、ママやパパもお得になりますからね!

これからも、子どもに教えたい、栄養素の小ばなしをたくさんお話ししていきますね(*^-^*)

 

1問解くごとに、生活に結び付くお得情報が学べるなんて、管理栄養士って素敵な仕事でしょ?

 

 

 

 

 

関連記事

  1. 夕飯の献立を考えるコツ
  2. 食物アレルギーに注意した離乳食の食べさせ方
  3. 子どもの便秘
  4. メディアの健康情報に、振り回されない生き方。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


毎日配信 | がんばらない献立

登録されている記事はございません。

コンビニ

栄養コラム

脳が喜ぶ食事と睡眠法

読書の時間

PAGE TOP
Top