子どもの便秘

 

明けましておめでとうございます^^

新年1発目のコラムは「便秘」について。

最近「便秘が心配です」というご相談も多いので、お役にたてること願って書きました。できるところから少しずつ取り入れてみて下さいね^^

 

便秘ってどんな状態なの?

便秘の症状は人によって様々ですから、こうだったら便秘と判断するのは難しいです。

しかし、下記のチェック項目が当てはまる場合は便秘の可能性が高いです。

さっそくチェックしてみましょう。

□便がかたい

□排便時に痛がる

□排便に時間がかかる

□毎日排便があっても便がコロコロ状

□3日以上排便がない

排便回数が少なくても、便がやわらかくてすっと出れば、便秘には当てはまりません。

便秘になる原因は?

離乳期と幼児期では、便秘になる原因が少し違います。

離乳期

・母乳やミルクの摂取不足

・食事の摂取不足

・腸内バランスの変化

・不規則な生活リズム

離乳期は腸内バランスが変化する時期なので、便秘になる赤ちゃんが多いです。

腸内バランスや食べる量は赤ちゃんの成長に任せて、ママは食事の内容や水分量、生活リズムなどできることからサポートしましょう。

 

幼児期

・食物繊維の摂取不足

・食事の摂取不足

・トイレに行くのをがまんしてしまう

・不規則な生活リズム

かたくて太い便になると排便時に痛みがあるため、トイレに行くのをがまんする→便がますますかたくなる、この悪循環が便秘を引き起こしてしまいます。

”痛くてもがんばって便を出す”のは子どももママも辛いですが、改善の近道ともいえます。

どうしたら良くなるの?

消化機能は食事だけではなく、生活習慣の影響も受けます。

食事の内容と生活リズムの両方を見直してみましょう。

離乳期

食事の中で水分量をたっぷりと

離乳食が始まると、母乳やミルクのみで栄養素を補っていた頃と違って水分量が減ってしまいます。

余分に水分を多くするのではなく、野菜スープや果汁などを取り入れて、食事中の水分が増えるようにしていきましょう。

食物繊維が多い食べ物を食べる

・便量を増やす、人参などの根菜類・納豆・さつまいも・おかゆ・オートミール

・便をやわらかくする、すりおろしりんご・わかめ・オートミール

このような食材をまんべんなく摂れるように心がけましょう。

生活リズムをととのえる

生活リズムが不規則になると、消化機能のリズムなどにも影響が出て便秘になりやすくなってしまいます。早寝早起きを心がけ、離乳食時間も一定になるように心がけましょう。

おしりを清潔に

肛門に傷や赤みがあると、赤ちゃんが排便の時に痛がり排便がスムーズにいきません。シャワーで清潔にし、保湿をしておしりのケアもしておきましょう。

リラックスさせる

便秘は緊張すると起こりやすいので、お出かけなど頻繁にしているようであれば、少し控えて家でのんびりするのもいいでしょう。家で遊ぶ場合は、寝かせた赤ちゃんの足を曲げたり伸ばしたりして、腸に刺激を与えましょう。

こんな時は受診を

5日以上便が出なくて機嫌が悪く、母乳やミルク、離乳食の食べる量が減っている場合は病院を受診しましょう。

 

幼児期

食物繊維が多い食べ物を食べる

便の材料になるもの・便の質を良くする食物繊維が多い食べ物を摂るようにしましょう。

・便量を増やす、根菜類・納豆・さつまいも・ごはん・オートミール・きのこ類

・便をやわらかくする、果物・こんにゃくやしらたき・納豆や山芋などのねばねばした食品・ひじきやわかめなどの海藻・オートミール

このような食材をまんべんなく摂れるように心がけましょう。

穀類・芋類をしっかり食べる

食べる量が少ないと便の量も減り、排便されにくくなってしまいます。

便秘というと野菜を摂らなきゃ!というように思いがちですが、ごはんなどの穀類やじゃがいもなどの芋類は、1回の食事でまとまった量を食べるので、多くの繊維が摂れます。

おやつでもごはん類や芋類を積極的に取り入れるようにしましょう。

生活リズムをととのえる

便は眠っている間に、副交感神経の働きで腸に溜まります。

目覚めてすぐに水分や朝食を摂ると刺激されて便が出やすくなるので、朝食をしっかり食べましょう。

生活リズムが不規則になると、消化機能のリズムなどにも影響が出て便秘になりやすくなってしまいます。早寝早起きを心がけ、朝のトイレタイムや食事、おやつの時間も一定になるように心がけましょう。

また、太陽の光を浴びることでも体内時計が整えられるので、朝早く起きたらカーテンを開けて、太陽の光を浴びるようにしましょう。

水分は意外な落とし穴

便がかたい=水分を増やす

と考えがちですが、水分を多くとっても大腸で吸収されるので便はやわらかくなりません。

水分を摂る目的は、腸を刺激して排便をスムーズにするためです。

便をやわらかくするには、食物繊維を含む食事をきちんと摂るようにしましょう。

こんな時は受診を

5日以上便が出なくて、お腹が張って腹痛があったり、食べる量が減っている場合は病院を受診しましょう。

 

まとめ

便は、字のとおり体からのお便りです。

変化を知るためには常に子どもの便の状態を知っておくことが大切です。

健康維持のために、日頃の状態を把握して、いつもとは違ったサインを見逃さないようにしましょう^^

 

<参考文献>

指導 若江恵利子「ちょっと具合のわるいときの子どものごはん」婦人之友社(2015)

 

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