栄養コラム

食物アレルギーに注意した離乳食の食べさせ方

 

 

おはようございます(*^-^*)

 

初めての離乳食だと、心配してしまうこともたくさんありますよね。

中でも”食物アレルギー”については心配になる方も多くいらっしゃいます。特に、両親が食物アレルギーを持っていたりすると怖くてなかなか進められないという方も。

でも、正しい情報を知っていれば心配になることはありません(*^-^*)!

今日は”食物アレルギーに注意した離乳食の食べさせ方”をお話しいたしますね!

 

 

食物アレルギーってなに?

まず、生きるために必要としている食べ物を食べることで、体が「異物が入ってきたぞ~!」と勘違いしてしまうことから始まります。

そして、その異物と勘違いした食べ物を「やっつけるぞ!!」と攻撃することで体が傷つき、色々な症状が現れてしまうのです。

 

 

どんな食べ物で起こるの?

主に、食べ物に含まれるたんぱく質が原因となって起こります。

0歳児の原因食品として卵・牛乳・小麦が90%を占めています。その他にもピーナッツ・大豆製品・そば・ゴマ・えび・かになどがあります。

離乳食開始時によく使うごはん、いも類(じゃがいも、さつまいも)、野菜類(大根、人参、かぼちゃなど)が原因食物となることは少ないです。

 

 

どんな症状が出るの?

食べた直後から2時間以内に症状が現れることが多いです。

症状として多くみられるのは、唇やまぶたなどの腫れです。その他の症状として嘔吐・腹痛・下痢・のどのいがいが・鼻水・せき・などがあります。

重い症状としては、血圧低下になりショック症状を起こす場合もあります。

これは食べ物やその時の体調などによっても変わります。

 

 

予防をする方法はあるの?

基本的に予防する方法はないと言われています。

それでは「離乳食をあげるのが怖い」と思う方もいらっしゃると思います。

以下では食物アレルギーが心配なママへ向けた、離乳食の与え方のポイントをご紹介しますね(*^-^*)

 

 

食物アレルギーに注意した離乳食の食べさせ方

(1)離乳食の開始を遅らせる必要は基本的にない

「食物アレルギーが心配。だから離乳食のスタートを遅らせよう」と考えるママも多くいます。でも基本的に”離乳食を遅らせる=アレルギーの予防になる”という根拠はありません。

離乳食は生後5,6カ月を目安にスタートしましょう。

両親が重症なアトピーがある・兄弟にも強いアレルギーがあって心配な場合は、病院を受診して主治医の判断で進めるようにしてくださいね(*^-^*)

決して自己判断で離乳食を遅らせることのないように注意してくださいね!

 

(2)赤ちゃんの体調のよいときに、新鮮な食材を、充分に加熱して少量から与える

食物アレルギーの原因となるたんぱく質の中には、加熱によってその強さ(抗原性)が弱まることがあります。食物アレルギー以外でも、食中毒予防などの面からでも新鮮な食材を使用してよく加熱をするのは、離乳食作りの基本です(*^-^*)

また、体調が悪いと症状が出やすいこともあるので、特に新しい食材を食べさせる時には、赤ちゃんが体調の良い時に必ず1さじから与えましょう!

 

(3)初めて食べさせる食材は、平日の昼間に与えましょう

もし食べさせてから「湿疹が出てしまった」という場合などに、すぐに病院受診ができるように、新しい食材を食べさせる時には病院があいている平日の時間帯に与えましょう!

パパがお休みの時にあげると、より安心ですね。

 

(4)授乳中でも、ママの食べ物も除去する必要はほとんどない

母乳にはママが食べたものが分泌されますが、その量は微量です。

多くの場合、ママがその食べ物を除去する必要はないと言われていますが、心配な方は主治医に相談しましょう。

 

 

(5)ベビーフードなど加工食品を使う場合は、表示を確認

よくあるのが「作る時は気を付けていたのに、買ってきた料理でアレルギー反応を起こしてしまった!」というパターンです。

必ずパッケージの原材料を確認しましょう。ただし注意点がひとつ。

卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かにの7品目は表示するのが義務となっていますが、

あわび・いか・いくら・オレンジ・キウイフルーツ・牛肉・くるみ・ さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・まつたけ・もも・やまいも・ りんご・ゼラチン・ごま・カシューナッツの20品目は推奨となっていて、製品に含まれていても表示されていない可能性がありますのでご注意くださいね!

 

 

(6)仮性アレルゲンにご注意

食物アレルギーではないけれど、それと似た症状が出ることがあります。例えばさばや山芋などを食べると、じんま疹やかゆみなどが現れるような場合です。

これはアレルギー症状に似た症状を引き起こすことがありますが、食物アレルギーとは異なります。そのため、一般的にこれら を除去する必要はないとされています。

 

 

長くなってしまいましたが、最後に一番大切なことをお話しします(*^-^*)

途中でもお伝えしましたが、それは”ご自身の判断で食べ物を除去しない”ということです。

除去する必要のない食べ物まで制限してしまうと、本来栄養素をまんべんなく摂れるのに偏った食生活になってしまったり、色々な食体験が出来るチャンスがあったのに、それをうばってしまうことになります。

食物アレルギーの除去食は、必ず主治医の判断のもと行うようにしてくださいね(*^-^*)

 

 

今日は過去最高の文字数になってしまいました…(汗)

ながーい文章を最後まで読んで下さり、ありがとうございました(*^-^*)

 

 

<参考文献>

厚生労働科学研究班「食物アレルギーの栄養指導の手引き2011」

http://www.foodallergy.jp/nutritionalmanual2011.pdf

(2016/11/6アクセス)

 

管理栄養士 長井彩子「ファンスタディの管理栄養士講座」

http://eiyousi.net/

つなげて学ぼう3-P210~212(2014)

 

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